朝鮮に再びミサイルを発射する動きがあり、韓国軍が現在動向を注視している。韓国聯合ニュースによると、韓国軍消息筋は8日、「朝鮮は今月8日から30日まで、江原道元山沿岸海域を航行禁止区域に指定した。この期間に短距離ミサイルが発射される可能性が高い」と表明した。「環球時報」が伝えた。

日本の海上保安庁も同日、今月10日から30日の午前8時から午後8時まで、元山東部沿岸海域（長さ263キロメートル、幅最大100キロメートル）を船舶航行禁止区域に指定した。

航行禁止区域は咸鏡南道と咸鏡北道に沿って設定されており、短距離ミサイルが発射された場合、元山の北東方向へ飛ぶと見られる。

軍側は、朝鮮が発射を準備している短距離ミサイルは、射程83潤ｵ95キロの「シルクワーム」を最大射程160キロにまで改良したKN-01地対艦ミサイルの可能性が高いと見ている。

「人民網日本語版」2009年6月9日