上海協力機構(SCO)指導者理事会第9回会議が、ロシアのエカテリンブルクで開催されている。中国代表団の新聞センターは15日夜、ブリーフィングを開き、中国外交部、商務部高官が上海協力機構サミットおよび中国、ブラジル、ロシア、インド(BRICs)首脳会議について記者の質問に答えた。中国外交部国際司の呉海竜司長は、「BRICs首脳会議は定期的に開かれるようになるのか」という質問に答えた際、次のように語った。
今回のBRICs首脳会議で検討されている重要な内容の一つは、4カ国の今後の協力の方向である。つまり、首脳会議、外相会合、財務相会合およびほかの大臣レベルの会議を開催する頻度である。4カ国の協力は公開かつ透明なものであり、第三国を脅かさず、対抗しない。「われわれは4カ国の協力に自信を持っている」と呉海竜司長は語った。
「4カ国の会合で超主権準備通貨について検討されるのか」との質問について、呉海竜司長は「今回の4カ国首脳会議の主な議題は金融危機対策である。4カ国は世界経済の発展において非常に重要な影響力を持つ国なので、関連問題について提案や意見が出されたら、それは合理的なものであろう」と答えた。
「チャイナネット」 2009年6月16日