「刀鋒」のモデル

中国航空宇宙科学技術集団公司は北京で16日、「2009年緊急救援設備とセキュリティ関連の科学技術システム展覧会」を開催した。その中でも注目を集めているのが、多用途の最新無人航空機「刀鋒（英語名はBlade）」だ。

「刀鋒」は天津のテスト飛行に成功したばかりの多用途無人航空機で、航空撮影や航空観測、気象、環境観測、海岸パトロール、森林防火、石油パイプラインや電力ケーブルの見回りに使われている。

エンジン出力の12kwによるプロペラ推進で、3点式着陸脚を内蔵している。全幅は3.98m、全長は2.8mで、巡航速度は120km/h、上昇限度は4000m、航続時間は3時間、滑走して離陸し滑走距離は90m以下。

「チャイナネット」　2009年6月17日