写真は左からブラジルのルーラ大統領、ロシアのメドベージェフ大統領、中国の胡錦涛国家主席、インドのシン首相。

BRICsと呼ばれる中国、ブラジル、ロシア、インドの4つの国による初めての首脳会議が16日、ロシアのエカテリンブルクで開かれ、中国からは胡錦涛国家主席が出席した。

初の首脳会議で4カ国の指導者たちは、国際金融危機への対策やG20サミットのプロセス、国際金融機関の改革、食糧やエネルギーの安全、気候変動、BRICsの将来の発展などの重要な事項について意見交換を行なった。

最近4カ国間の対話や協力は絶えず強まっている。そんな中でのBRICsは、国際経済や発展分野での重要な問題について常に意見を交換する場となり、協力を強化して、新興市場や発展途上国全体の声や影響の向上や、多国間主義の発展推進に有利になるだろう。

特に底が見えない国際金融危機を背景にした4カ国の協力は特に重要で、これは4カ国に有利なだけでなく、国際社会の共通の期待や利益にも合致し、国際経済の早期回復に役立つ。

「チャイナネット」　2009年6月17日