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中ロ国交樹立60周年記念大会 エネルギー協力文書に調印 |
発信時間: 2009-06-18 | チャイナネット |
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中国の胡錦涛国家主席はロシアの招請を受け、16日から18日にかけてロシアを公式訪問している。胡錦涛主席はメドベージェフ大統領と大小の会談を行い、共同声明を発表した。 エネルギー協力文書に調印 胡主席の訪問中、双方はモスクワで天然ガスや石炭分野の協力を含むMOU(メモランダム・オブ・アンダースタンディング)や、「中国輸出入銀行とロシア対外経済銀行7億ドル借款枠組協議」「中国黄金グループとロシアのレノヴァ・グループの貴金属開発提携に関する覚書」などに署名した。 国際金融危機に対して両国の指導者は、「当面の急務はすでに決められた相互投資のモデルプロジェクトを実施し、さらに積極的に金融や銀行を用いて国境貿易や国境地域の観光サービスの貨幣決算を実施し、人民元とルーブルの両替のために良好な条件を作ること」としている。 また両国の指導者は「中ロ投資協力計画要綱」を批准。また中国東北地域やロシアの極東および東シベリア地域の協力計画概要を制定する多くの作業を行ない、以下のように協調した。 「石油、天然ガス、原子力、電力分野での協力を全面的に推進することは、中ロ戦略協力パートナーシップが新段階に入ったことを示す。双方は経済協力の優先方向の一つとして、原子力協力を検討し、この分野で収めた進展に満足しており、また双方は近々、中国江蘇省の田湾原子力発電所の第2期プロジェクトとビジネスモデルとしての高速増殖炉の建設をスタートすることにしている」
胡主席は中ロ国交樹立60周年記念大会に出席 中ロ国交樹立60周年記念大会が17日夜、ロシアの国家大劇場で盛大に開催された。胡錦涛国家主席とロシアのメドベージェフ大統領は、60年にわたる中ロ関係の発展を回顧し、1996年に中ロ戦略協力パートナーシップが樹立して以来、両国関係が目覚しく発展していることを高く評価。そして両国はこれからも従来の友情を受け継ぎ、代々友好を堅持し、戦略的な協力を深めて、共に中ロ関係のすばらしい未来を作り上げるという考えを示した。 「チャイナネット」 2009年6月18日 |
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