モンゴルを訪問中の中国共産党代表団を率いる中国共産党中央政治局常務委員会の賀国強委員はモンゴル各界の主催による歓迎会に出席し、談話を発表した。
賀国強委員はその談話で、「善隣友好、互恵協力は中国とモンゴル関係の基本的関係だ。これまでの60年間、両国関係の発展は双方に貴重な啓発を与えた。その一つ目は独立、主権、領土保全を互いに尊重し、各自が自ら選択した道を尊重することだ。これは両国の友好協力を絶えず発展させる政治的な前提だ。その2つ目は、時代と共に前進する精神に基づき、両国関係の強化に努めることだ。これは両国の友好協力関係が絶えず発展していく源だ。その3つ目は、相手の発展を重要な機会として、互恵協力を堅持し、共栄を実現させることだ。これは両国の友好協力関係が絶えず発展していく持続的な原動力だ。その4つ目は、両国人民の相互理解を絶えず強化していくことだ。これは両国の友好協力関係を絶えず発展させていく社会的基礎だ。その5つ目は、相手の注目点をいつも重視することだ。これは両国友好協力関係を発展させる鍵だ」と述べた。
賀国強委員はまた、新しい時期における中国とモンゴルの善隣相互信頼パートナー関係を一段と強化することに4つの建議を提出した。それによると、第1は、政治的相互信頼を引き続き強化し、善隣友好関係を維持していくこと。第2は、経済貿易協力を引き続き拡大し、共栄の実現に努力すること。第3は、人的交流を引き続き拡大し、両国友好の基盤を強固にすること。第4は、多国間協力を強化し、共通利益を確実に維持していくことの4件である。
「中国国際放送局 日本語部」より2009年6月28日 |