3．教育分野の交流と協力を促進し教育の質を引き上げる

（1）両岸の教育の発展を促進し、中華文化の精神や精髄を教育の中で展開する。また交流を強化して互いに切磋琢磨し、文化を内包した優秀な人材を育成する。

（2）各両岸の優位点を生かし、教育資源の相互開放と享受を実現するために努力し、学術面での交流によい環境を作り出す。

（3）各級、各種の学校の交流と協力を支持し、様々な協力プラットフォームを構築して、学校間が交流と協力を行うことで学校運営のレベルアップを目指す。また両岸間の大学が履修単位互換や累積制度を成立するよう促す。

（4）互いの学歴の承認は、両岸の教育分野の交流や協力が実質的な段階に進むことに有利である。

（5）両岸の学生の対岸訪問や学習を奨励し、良好な条件を作り出す。

（6）両岸の関連団体や学校が、中華の経典の朗読や書くことをテーマにした小･中学生のための交流活動共催を奨励する。

4．文化教育の交流協議の調印を共同で検討し、両岸の文化教育分野での協力システムを構築する。

両岸の関連機関や専門家、学者たちは、両岸の文化教育分野の協力システムの構築をサポートし、両岸の文化教育分野の協力メカニズムの確立に有利なように、交流の制度化や規範化、長期化を実現する。

5、両岸のマスコミ交流を強化する

両岸の情報交流を拡大し、出来るだけ早く両岸のマスコミが常駐機関を設置することを促す。また両岸のジャーナリズム界が交流と協力を強化することを奨励する。

6．大陸部の台湾系企業の発展を支持し、環境保護や新エネルギー産業での両岸の協力を促進する

（1）国際金融危機がもたらした影響に対応し、大陸部が実施する「中部台頭」などの地域発展戦略を実施して、より内需市場を拡大するという有利なタイミングを活用する。また自身の実際の状況を結びつけて発展戦略や市場の配置を調整し、モデルチェンジとレベルアップ、産業シフトの歩みを速め、より速くより良い発展を実現するために努力する。

（2）省エネや環境保護、新エネルギー産業の技術研究と開発、製品の応用、市場開拓、双方向投資などの方面の協力を強化し、両岸企業が積極的に省エネ製品や新エネルギーの研究、使用、普及を奨励する。また定期的に検討会を開催し、交流の場を作って両岸の省エネや環境保護を促進する。

（3）気候変動対策を共同で研究し協力する。気象観測や予報技術の交流を実施し、豪雨や台風などの災害をもたらす天気予報や警報のレベルを共に引き上げる。環境保護の議題については、交流と協力を強めて交流のメカニズムを構築する。

「チャイナネット」　2009年7月13日