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6カ国協議は永遠に終了という朝鮮の言論について
発信時間: 2009-07-17 | チャイナネット

 

中国外交部の秦剛報道官は16日の定例記者会見で、朝鮮半島の核問題について記者の質問に答えた。

記者:朝鮮の最高人民会議常任委員会の金永南(キム・ヨンナム)委員長は15日、エジプトで開催された非同盟諸国首脳会議で、「6カ国協議は永遠に終わった」と述べたが、これについて中国側はどう考えているのか。また中国外交部の武大偉副部長は最近、韓国、米国、日本、ロシアを訪問したが、中国側はいつ朝鮮を訪問することにしているのか。

――中国側は対話と協議を通じて平和的に朝鮮半島の非核化を実現し、本地域および北東アジアの平和と安定を維持することが関連各国の共通利益に合致すると考えており、関連各国はこれについて慎重な承諾を得た。

私たちは、関連各国が承諾を忠実に守り適切な措置を講じて、共同で6カ国協議のプロセスを前に向かって推し進め、対話と協議の方法で関連問題を適切に解決し、特に緊張した情勢の一層のエスカレートや激化を防止し、共に本地域および北東アジアの平和と安定を守るように希望している。

武大偉副部長は韓国、米国、日本、ロシアへの訪問を終え、すでに北京に戻っている。武大偉副部長は各国への訪問中、朝鮮半島の核問題や北東アジアの情勢、6カ国協議など、共に関心のある問題について4カ国の関連方面と深く掘り下げて意見を交換した。

各方面は一致して、対話と協議を通じて平和的に関連問題を解決し、6カ国協議の再開に力を入れることに賛成しており、中国は様々な形で関連各方面と交流と協調を保ちたいと思っている。

「チャイナネット」 2009年7月17日

 

 

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