東南アジア諸国連合（ASEAN）プラス3（中日韓）外相会議が22日にタイ・プーケットで開かれ、中国からは楊潔チ外交部長が出席した。

楊部長は「まれに見る世界金融危機を前に、東アジア諸国は信念を固め、支持し合い、『東アジア協力に関する第二共同声明』および『ASEANプラス3協力活動計画』を積極的に実行に移し、ASEANプラス3の世界金融危機対策に関する『共同プレス声明』を発表し、『チェンマイ・イニシアチブ』の多国間化と域内外貨準備プールの創設を推進し、公共衛生・災害対策・原子力の安全・食糧安全・環境保護・文化など各分野の交流・協力を拡大し、自国および域内の経済活力と持続可能な発展の維持に努めている」と述べた。

楊部長はまた「ASEANプラス3は実務協力を強化し、危機を発展・協力・共栄のチャンスに変えるべきだ。このために中国は、危機を金融協力の強化、域内貿易・投資の拡大、全体的な発展レベルの向上、交流・協力の全方位的な拡大のチャンスへと変えることを提言する」と述べた。

「人民網日本語版」2009年7月23日