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中ロ参謀総長 合同演習の実弾訓練を視察
発信時間: 2009-07-24 | チャイナネット

中ロ合同テロ対策軍事演習「平和使命―2009」に参加している中ロ両軍の部隊は23日午前、中国の瀋陽軍区洮南の合同戦術訓練基地で実弾を使った訓練を実施した。この演習は、戦役準備と実践的な段階の二段階目である。

演習は午前10時にスタートし、中ロの陸軍と空軍2000人余りが出動。そして「共同での封鎖と制御、立体的に移動しながらの突破、敵を機動的に消滅、敵陣に入り包囲討伐」という4段階の演習科目を実施し、11時20分頃に円満に終了した。

写真の中央左は中国人民解放軍の陳炳徳参謀総長、その右はロシア軍のマカロフ参謀総長

 

演習後に中ロ両軍の参謀総長が取材に応じ、中国人民解放軍の陳炳徳参謀総長は中国中央テレビ局(CCTV)の質問に対して、「今回の合同テロ対策演習では、中ロ両軍の組織能力は非常に高く、兵士と仕官の協同意識や協調一致の面で作業が非常に入念であることがはっきりした。演習中のロシアの兵士と仕官の軍事素質は完璧で、態度も優れ、中国軍にとって手本にし学ぶに値する」と述べ、今回の演習の意義について4つ挙げた。

①今回の演習は軍事的な行動だが、中国とロシアの反テロリズムに対する堅い決心や自信があることを明らかにし、世界のテロリズムの私たちへの挑発に対する処理への決心があることをはっきりと示した。

②今回の演習は中ロ両軍の一部の軍事力を示したが、両国は世界の平和を維持するという理念で高い一致に達していることが明らかになった。

③軍事演習を通じて両軍の友好と発展がさらに促され、両国の友好や発展も促進した。

④演習の実施は両国の安定や平和、発展だけでなく、本地域、ひいては世界の平和と発展を守る役割も果たした。

ロシア軍のマカロフ参謀総長は、「今日の演習は非常によく、私もとてもうれしい。中ロ両軍の協力は非常に成功だった。演習の結果は、両軍がこうした願望があれば、双方の共同努力でいかなる問題も解決することができるということだ」と語った。

「チャイナネット」 2009年7月24日

 

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