中国海軍の第三陣の航行保護編隊は18日、アデン湾の西部海域でロシア海軍の航行保護編隊と「平和藍盾－2009」合同演習を実施する。

これは、両国の海軍が9月10日に共同航行保護任務を実施していらいのアデン湾海域での合同演習で、中国海軍の第一陣の航行保護編隊が2008年12月26日に出航していらい、任務海域での外国軍隊との合同演習は初めてとなる。

中国海軍の第三陣の航行保護編隊の指揮所が17日に伝えたところによると、今回の演習には次の内容が含まれる。（1）両国の航行保護編隊の連絡と会合（2）編隊の機動性、隊形変換（3）手旗信号による通信（4）航行補給（5）ヘリコプターと艦艇が共同で実施する容疑船の調査(6)海への副砲の砲撃（7）海上での合同閲兵。中国側はミサイル護衛艦「舟山」と「徐州」、総合補給艦「千島湖」を派遣し、ロシア側からは「アドミラル・トリブツ」、給油艦「ブートマ」、救助曳航船「MB－99」が演習に参加する。

双方の協議によると、演習の実施区域はアデン湾の西部海域にあり、具体的な位置は北緯12.25度から北緯12.5度まで、東経44.44度から東経44.23度までの海域。演習は現地時間18日8時（東京時間14時）に開始する予定。

中国海軍の第三陣の航行保護編隊の温新超・副指揮官は、「今回の合同演習は中ロ両国の戦略協力パートナーシップを深め、両国海軍の相互信頼を強化し、国際的な公共海域の安全と安定の維持において交流と協力を促進し、遠洋で外国軍隊と共に多様化した軍事任務を執行する中国海軍の戦力を引き上げる上で、非常に意義のある演習である」と話す。

｢チャイナネット｣　2009年9月18日