ホーム>>政治>>往来と交流 |
習近平副主席 バローゾ委員長と会見 |
発信時間: 2009-10-09 | チャイナネット |
|
ベルギーを公式訪問中の習近平・国家副主席は8日、欧州委員会本部でバローゾ委員長と会見した。 習近平副主席はバローゾ委員長の再任に祝福の意を表し、「過去5年間、バローゾ委員長は中欧間の全面的な戦略的パートナーシップの発展のために積極的に努力しており、中国側はこれに感謝する。新たな任期において、委員長が欧州委員会の同僚たちとともに中欧間の交流と協力を拡大し、相互理解と信頼を深め、中欧間の全面的な戦略的パートナーシップの健全かつ安定した発展を促進できることを願っている」と語った。 習近平副主席はまた、「中国と欧州連合(EU)の国交樹立30年来、双方の関係には強い生命力が現れ、全方位、多分野、多段階にわたって協力を繰り広げるという局面が形成されており、中欧は将来の国際的メカニズムの構築、世界多極化の発展を促進する重要なパワーとなっている。双方は世界の新たな情勢と変化に応じ、『時代とともに進む』という原則に基づき、将来の中欧関係の発展をめぐって深く考え、全面的に計画すべきだ」としている。 中欧関係の深化について、習近平副主席は以下の三つの要点を指摘した。(1)中欧関係の発展の戦略的方向をしっかり把握すること。(2)「ウィンウィン」という協力関係の理念を終始堅持すること。(3)「平等と相互信頼」という原則を終始堅持すること。 バローゾ委員長は会見で、中国が国慶節祝賀式典を成功裏に主催したことに祝福の意を示し、中華人民共和国成立60年らいの巨大な成果を高く評価した。バローゾ委員長はその中で、「過去5年間、欧中関係の発展には著しい成果が見られ、双方のハイレベル交流が頻繁に行われ、文化および人的交流は豊かな成果を収めた。経済・貿易の協力は急速に発展し、これらの成果は人々に深い印象を残している。双方は国際金融危機対策、気候変動など世界的な問題において、より多くの共通した見解を持っており、貿易や投資の保護主義に反対し、公正で合理的な国際秩序を樹立していく。新たな5年間の任期でも、欧中間の戦略的パートナーシップの発展、レベルアップに引き続き力を入れ、責任感を持って双方の食い違いを解決し、欧中関係のさらなる発展を促進していきたい」と強調した。バローゾ委員長はまた、「ユーロパリア・中国芸術フェスティバル」の成功を祈った。 「チャイナネット」 2009年10月9日
|
|