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台湾から公務員の招聘を検討 福建省
発信時間: 2010-02-04 | チャイナネット

福建省は今年、専門性が比較的高い一部公務員ポストにおいて、台湾の専門職人材を募集、招聘方式で台湾の管理職人材を導入することを検討しているという。福建省公務員局担当者が2日、記者会見の席上で上述の計画を明かした。

福建省はこれまでにも、多くの政策を前後して発表し、台湾の人材の福建での就業・創業を誘致してきた。台湾から福建に来て働く管理・経済貿易・科学技術など各分野の人材は、ここ数年で延べ約10万人に達した。同省は2009年、大陸部大学を卒業した台湾の学生が福建で就業するための関連政策を発表した。博士取得者1人と修士取得者1人が現在、福建省関連機関で働いている。また、福建省は他に先駆け、国家関連部門の認可を受け、台湾の専門職人材が受検する大陸部の職称(専門職ポスト)審査試験をスタートさせた。厦門長庚医院の台湾医師17人が審査試験に合格、台湾医師として初めて、大陸部衛生高級職務資格を獲得した。

福建省は同日、「人材強省」戦略に関する規定文書3件を発表、台湾の人材導入に関する詳細規定を打ち出した。「福建省ハイレベル革新創業人材の導入に関する暫定弁法」では、導入条件を満たす台湾の専門人材は、関連政策に示された待遇が適用される以外に、「福建台湾専門家産学共同研究資金」の特定項目経費による支援の受給対象となることが定められている。「海西(海峡西岸)産業人材高地建設実施弁法」は、産業人材高地(ハイレベル人材が集まる基地)において、台湾の専門人材を対象とした専門技術資格試験・認証、資格認定などの試行政策を実施することを定めている。海峡両岸の人材の情報交流を強化し、台湾人材のデータベースを構築し、産業人材高地での台湾人材の招聘・任用を支援し、大陸部大学を卒業した台湾学生が福建省の産業人材高地で就職することを奨励する。

「人民網日本語版」2010年2月4日

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