中央テレビ局の対話番組『面対面』で、「中国の4代目の戦闘機が間もなく最初の試験飛行を実現する」と話す中国人民解放軍空軍の何為栄副司令員
ネットユーザーが作った中国の4代目戦闘機のイメージ
オーストラリア誌『Air and Space Power』のブログサイトに17日、『中国の秘密のステルス戦闘機部隊』という文章が掲載された。文章で、昨年8月31日に戦闘機・殲15(J-15)の初の試験飛行に成功した中国は今、戦闘機・殲20(J-20)の開発に取り組んでおり、2012年に時期を見て初の試験飛行を実施し、2015年に量産を開始することが明かされた。
米国海軍の情報部門は1997年、中国が4代目のステルス戦闘機を開発していることを確信したと発表している。また、世界的権威を持つ「IHS Jane's」も2008年12月に、中国がここ数年、大型のステルス飛行機の開発を進めていることを明らかにした。
中国が積極的にステルス戦闘機を発展するにはそれなりの理由がある。今回の世界的な金融危機を乗り越えてから、中国の情勢は米国よりずっと楽観的であり、戦闘機の研究開発をバックアップするのも容易いことである。もし中国のステルス戦闘機や原子力空母群、原子力潜水艦の数と質が米国のレベルに迫れば、対外政策と軍事力を通じ、中国は間違いなく「超大国」となるだろう。
戦闘機F-35の開発が終わるまで、米国はまだ1兆ドルを投下する必要がある。ステルス戦闘機の開発に巨額の費用が投下されたことで、この崩壊寸前の超大国の経済力はより一層弱まっている。この点だけを見ると、中国の「ステルス戦闘機」プロジェクトは大きな利益を獲得できると考えられる。
「チャイナネット」 2010年2月23日 |