爆燃弾で海賊を追い払う中国海軍の航行保護編隊

タグ: アテン湾 海軍 海賊 

発信時間: 2010-05-13 14:09:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ソマリア沖のアテン湾で現地時間11日午後6時30分(北京時間午後11時30分)、中国海軍の航行保護編隊は4度目にやって来た海賊船と思われる不審船に接近し、艦船「広州」の小型船が調査に向かった。

第197陣の航行保護任務を執行していた中国海軍の艦船「広州」と補給艦「微山湖」は11日午前、中国の8隻の商船とドイツ、ロシア、リビアなど8隻の外国商船を護衛してアテン湾海域を通過していた。

出航後間もなく航行保護編隊は、4回にわたり11隻の海賊船と思われる不審船が、ハイスピードで異なる方面から進んでくるというヘリコプターからの報告を受け、その状況を知った「広州」の特戦隊員は、命令を受けて信号弾と爆燃弾を打ち上げて警告し、不審船は航行保護編隊を離れた。

午後4時までに、航行保護編隊は4回にわたってやってきた7隻の海賊船と思われる船舶を追い払うことに成功。そして午後6時には、2隻の小型船を引っ張った1隻の母船が「広州」の左舷に向かって突き進み、船上には挙動が不審な男性7人が乗っていた。

「広州」はすぐに特戦隊員10人と証拠収集員2人を乗せた2隻の小型船を出し、その不審船を調べてから引き返すよう命令すると、16隻の商船が航行保護を受ける中、それらの不審船は茫々たる夜の海に消えていった。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月13日

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