主に区域で早期警戒を行う大型早期警戒機「空警2000」
大量生産を実現し輸出されている中型早期警戒機「空警200」
イギリスの『フライト・インターナショナル』のサイトは、パキスタン空軍が中国から購入した中型早期警戒機「ZDK-03」が年末前に引き渡されるようだと報じ、パキスタンが購入したこの早期警戒機は、解放軍の早期警戒機「空警200」の技術と密接に関係し、中国にとっても外貨獲得の有効な手段としてだけではなく、中国の防空システムを整える重要な一環であると分析している。
中国の早期警戒機の開発は、1960年代の大躍進時代と1990年代の大規模な輸入時代を経て、あと一歩というところで頓挫したが、厳しい防空情勢に直面した中国は、自らの力で早期警戒機を開発するしかなかった。
努力の結果、今では大型早期警戒機「空警2000」と中型早期警戒機「空警200」を持ち、ハイレベルとローレベルを合わせた兵力の形態を形成している。
『アジア太平洋防務』では、「空警200」は中国早期警戒機の研究開発の終着点ではなく、有無の問題を解決したあと軍事工業部門は先端技術の開発に取り込んでいる最中だとしており、イギリスのメディアは、国産の中型早期警戒機の前途は十分に明るいと伝えている。
「中国網(チャイナネット)日本語版」 2010年5月20日