チベットで飛行訓練を行う戦闘機「殲-11」
米国のサイト「グローバルストラテジーズ」は6日、中国が開発した最先鋭の戦闘機「殲-11(J-11)」が、初めてチベットで飛行訓練を行ったことを報道した。
報道によると、1990年代以降、中国は同機種の戦闘機を約150機しか開発していないが、これらの戦闘機はいつも思いがけないところに姿を現してきた。中国空軍はチベットにまだ戦闘機を駐屯しておらず、定期的にチベットで飛行する旧式の戦闘機「殲-7」(J-7)が主に大型のビジネス空港で臨時任務を執行している。
報道では、中国空軍がチベットに戦闘機を駐屯しない主な理由は、この地域の海抜が高く、飛行燃料の輸送にかかる費用が高いこと、戦闘機の手入れに必要な供給が困難なことにあると分析されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年8月10日