演習に登場した「空母殺し」と言われるミサイル「鷹撃62」(写真集)

演習に登場した「空母殺し」と言われるミサイル「鷹撃62」(写真集)。 中国国防部の公式サイトは19日、解放軍の新型地対艦ミサイル部隊が東中国海で、実弾による「飽和攻撃」の演習を実施したと伝えた。この情報は香港や台湾地域、海外の華字紙の大きな注目を浴びている…

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発信時間: 2010-08-24 15:56:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ミサイル発射の瞬間

 

中国国防部の公式サイトは19日、解放軍の新型地対艦ミサイル部隊が東中国海で、実弾による「飽和攻撃」の演習を実施したと伝えた。この情報は香港や台湾地域、海外の華字紙の大きな注目を浴びている。

香港紙「星島日報」は20日、「解放軍が新たな戦法で空母攻撃の演習を」と題し、米空母が中国大陸部に近い黄海で韓国と合同軍事演習を実施した際、解放軍は地対艦ミサイルや艦対艦ミサイルを同時に発射することで、想定する敵の空母艦隊に処理能力の限界を超えた量の攻撃を仕掛け、戦闘力を失わせるという「飽和攻撃」と呼ぶ実弾演習を今月初めに実施したという文章を掲載した。

「飽和攻撃」というのは、旧ソ連が冷戦時期に米国の空母艦隊を撃破するために考えた戦術で、空母艦隊の防空能力を一時不能にさせるというものだ。

台湾紙「旺報」は、今回の演習で解放軍の空母攻撃の戦術がくっきりと浮かび上がっっており、「飽和攻撃」というのは、比較的立ち遅れた武器システムでより大きな戦闘効果を発揮することができる。「飽和攻撃」にとって最も重要なのは各軍の共同指揮能力であり、戦術にしても技術にしても普通の国では無理であると伝えている。

中国国防部の公式サイトに掲載されたミサイルの写真にも大きな関心が集まっている。「大公報」「星島日報」「聯合早報」は、写真に写っているのは発射車に搭載された対艦ミサイル「鷹撃62」だと報道。また「聯合早報」は、対艦ミサイル「鷹撃62」が初めて紹介された時に西側は非常に注目し、重さ300キロの弾頭は空母あるいは上陸艦など1万トン以上の艦船に焦点をあわせたもので、「空母殺し」とも言われていると報じた。「大公報」は、「鷹撃62」は空母を震え上がらせる力があるとしている。

 

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