中国、空母を独自建設か それとも「空母の刺客」開発か

中国、空母を独自建設か それとも「空母の刺客」開発か。 今世紀初頭から、西側の軍事専門家は絶えず中国の航空空母建造のタイムスケジュールについて憶測を飛ばしてきた。このところ、中国の空母に関する情報が再び熱き話題となっている。ある外国のメディアは、中国は11年に空母建造プロジェクトを正式に始動させるだろうと伝えた…

タグ: 中国 空母 建設 空母の刺客 開発

発信時間: 2011-01-13 15:40:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米海軍情報部は、中国は最も早くて2012年に「ワリャーグ」を改造して訓練船にすると宣言した

空母の対決は超消耗戦

今世紀初頭から、西側の軍事専門家は絶えず中国の航空空母建造のタイムスケジュールについて憶測を飛ばしてきた。このところ、中国の空母に関する情報が再び熱き話題となっている。ある外国のメディアは、中国は11年に空母建造プロジェクトを正式に始動させるだろうと伝えた。

ロイター通信は10年12月23日、西側軍事情勢アナリストによる判断をもとに、中国は共産党創建90周年記念日に空母開発計画を始動させることを宣言する可能性があり、その際にはウクライナから導入したソ連時代の空母「ワリャーグ」を、訓練と研究開発試験に用いることが宣言されるが、それは米国海軍のアナリストの予測より1年早いと報じた米海軍情報部はかつて、中国は最も早くて12年に「ワリャーグ」を改造して訓練船にすると宣言するとともに、15年以降に自主開発し空母を建造する能力を備えるだろうと予測している。

だが、アナリストは、中国が空母を開発する意図は米軍の空母とアジア太平地域で「交戦する」ためではないと指摘。米紙ワシントン・ポストは1月2日、建造コストと維持費から見れば、中国が米国のように膨大な空母攻撃力を保持するのは難しいと報じた。歴史的経験から見れば、第2次大戦中の中米日海軍の太平洋での空母同士の対決は、単に空母に依存して空母を攻撃するのは、一種の「敵1千を殺し、自ら八百を損なう」という超クラスの消耗戦であり、割に合わないことを教えている。

また、空母の保有は空母の運用に熟達した能力を備えていることとは別であり、中国が効果的な空母運用の経験を蓄積するにはさらに数十年の時間が必要だ。そのため、中国が空母に米国の規模のような能力を求めることは恐らくないだろう。アナリストは、中国が空母を開発するのは主に、インド洋での石油輸送ラインの安全を擁護し、東南アジア諸国との南中国海での主権をめぐる紛争を解決するなどが目的だと指摘する。

「対空母」ミサイルはまだ不確定

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