資料写真
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政府の情報筋によると、劉少奇元国家主席の子息の劉源氏が人民解放軍総後勤部の政治委員に就任した。劉氏はそれまで軍事科学院の政治委員を務めていた。
総後勤部は、中国人民解放軍の総参謀部、総政治部、総装備部など4大総本部のひとつ。劉氏はそれまで軍事シンクタンクである人民解放軍軍事科学院の政治委員を務めていた。総後勤部は中国海陸空軍の後方勤務や保障をつかさどる最高統率機関。今回の異動は昇進ではないものの、新たな職務の重要性はいうまでもない。
また、2003年に総後勤部の副政治委員を務めたことのある劉氏にとって今回の異動は「返り咲き」ともいえる。
劉少奇元国家主席の子息である劉源氏だが、自身の家庭の事情についてお茶を濁すことはない。かつて「財経」誌のインタビューで、「我が家にもたらされるものが挫折であろうと、チャンスであろうと自らがそれを選ぶことはできない。平常心で向き合い、挫折を原動力に変え、チャンスを『公のため』に役立てる。ただそれだけだ」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月20日