国防部のウェブサイトに掲載された資料から、人民解放軍四総部の上層部で人事調整が行なわれたことが明らかになった。経歴豊かな高級将校数名が指導部に加わった。「中国新聞網」が伝えた。
劉少奇元国家主席の子で、軍事科学院政治委員を務めていた劉源氏が、孫大発氏(66)の後任として総後勤部政治委員に就任。
蘭州軍区副政治委員を務めていた劉暁榕氏が、孫思敬氏(60)の後任として総後勤部副政治委員に就任。紀律検査委員会書記も兼任。
第2砲兵部隊参謀長を務めていた魏鳳和氏が総参謀部副総参謀長に就任。これによって副総参謀長は5人に増えた。
武装警察部隊政治部主任を務めていた魏亮氏が総政治部主任助理に就任。以前の報道によると前任の許耀元中将はすでに武装警察部隊政治委員に就任。
中国科学院院士の劉国治氏が総装備部副部長に就任。前任の韓延林氏(62)は退任。
「人民網日本語版」2011年1月24日