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発信時間： 2011-02-25 16:26:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国海軍の第7次護衛艦隊フリゲート艦「徐州」がこのほど、リビアに駐在する中国人を退避させるため、同海域に向けて出航した。中国国防大学の紀明葵教授は25日、取材に対し、中国が海外駐在者の退避に軍事力を動員するのは初めてだとし、国家と国民の利益を守るのが中国軍の務めだと述べた。

紀教授は「海軍が同胞の退避に参加するのは当然の務めだ。以前は任務の範囲と限度が違ったため、同胞の退避に中国軍の軍事力を動員することはなかった。従来とは異なる安全保障分野の軍事闘争が拡大し、海外の国民の利益を保護する任務が軍隊に課せられるようになった。中国軍が軍事行動という形で同胞の退避を手助けするのは初めてだが、これは中国軍の当然の務めであり、国家の建設と国民の利益が軍隊に守られていることのあらわれだ。時間の推移、軍隊の任務拡大とともに、同胞の退避に軍艦を使うだけでなく、別の形でも必要に応じて軍隊が海外に派遣されるようになるだろう」と説明した。

中国国防部新聞事務局は24日夜、アデン湾ソマリア海域で護衛任務にあたっている中国海軍の第7次護衛艦隊フリゲート艦「徐州」がリビア附近の海域に向けて出発したと発表。リビアに駐在する中国人が退避するための船舶を護衛する。

中国外交部は25日未明、すでに1万2千人がリビアから退避したと伝えた。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2011年2月25日

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