中国海軍最新鋭の「中華神盾」艦 建造再開

中国海軍最新鋭の「中華神盾」艦 建造再開。

タグ: 中華神盾 ミサイル駆逐艦

発信時間: 2011-03-03 17:18:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国産ミサイル駆逐艦「中華神盾」は中国海軍最新鋭の艦艇だが、技術的な信頼性と搭載設備の供給などの制約によりこれまで大規模な配備はされなかった。その状況に転機が訪れた。外国メディアによると、新たな建造計画はすでに始まっており、中国海軍の艦艇更新が急速に進むことを意味する。

▽主要技術の壁が取り除かれた

カナダの華字月間誌「漢和防務評論」の最新版は、様々な状況から判断して、中国海軍近代化の重要なシンボルとされる052C型ミサイル駆逐艦「中華神盾」が約4年の間をあけ、再び新たな建造・導入の波を迎えようとしていると伝えた。今回建造される数は前回の数倍にもなるという。

その根拠として▽まず、ウクライナの特殊技術輸出会社が同誌の記者に対し、中国がまもなく大規模なDA80艦用ガスタービン製造計画を始めることを明らかにしたこと。その設備は主に052C型艦に使われるものであること ▽次に、ロシア軍事当局の関係者の話では、中国海軍が長距離艦対空ミサイル「S300F」に関する改良状況を訊ねてきたが、いまだに発注を受けていないこと。このミサイルが「中華神盾」艦上に搭載されていた「海紅旗9(HHQ9)」ミサイルの代替品だと見られていること――という2点をあげた。

中国海軍の大型主力艦の過去の配備や艦用設備の生産増加などの状況からみて、今回の052C型艦の建造数は少なくとも2隻以上だと同誌は判断する。搭載設備については、新艦艇のトン数によってはさらに拡大する可能性があるが、基本兵器や電子システムには大きな変更はないものとみられる。

▽制空力をパワーアップ

 

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