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発信時間： 2011-03-04 13:24:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第11期全国人民代表大会第4回会議の記者会見で、会議日程と人民代表大会の活動に関する記者の質問に大会スポークスマンの李肇星氏が答えた。

ロイター通信：2011年の国防予算はどのくらいですか？また、2010年度予算の実際の執行状況は？

李肇星氏：中国は国防費の規模を抑制すると一貫して主張してきました。経済建設と国防建設の統一的計画という方針に従い、国防費を合理的に組んでいます。今回の人民代表大会で審査・承認されれば、2011年度の国防予算は約6011億元で、前年度の予算執行額に比べ約676億元（12.7％）増加しました。しかし国防予算が全国の財政支出予算に占める割合は6％に下がりました。2011年は国防費のうち装備建設、軍事訓練、人材育成費を適度に増加し、末端部隊のインフラ建設を強化したほか、仕官や兵士の生活に密接に関係する経費が適度に増やされ、軍の手当ての基準が調整されました。われわれは平和的発展の道を歩み、防衛的な国防政策を実施しています。中国は人口13億人以上、国土の面積は広く、海岸線が長いにもかかわらず、国防費は世界で相対的に少ないほうです。限られた軍事力は国の独立、主権、領土保全を守るためのものであり、いかなる国にも脅威をもたらすことはありません。中国は法に則った行政の要求に従い、国防法、予算法などの法律法規に基づいて国防費を管理しています。国防予算は毎年国家予算草案に盛り込まれ、全国人民代表大会による審査・承認がなされ、規定の手続きに従って執行されるとともに、国と軍の監査部門の監督を受けます。中国の国防費は透明で、いわゆる隠れた軍事費は存在しません。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」2011年3月4日

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