日本が見る空母「ワリヤーグ」

日本が見る空母「ワリヤーグ」。 日本は徐々に中国の空母が形を成していくのを横目に見ながら、この空母がア太地域に及ぼすであろう変化や、中国海軍が第一第二列島線を突破し、太平洋上に姿を現した後、米海軍と対立、さらには衝突する可能性があり、その対立や衝突が日本に何を意味するのかを思案している…

タグ: 日本 空母 ワリヤーグ 列島線 海軍 困難

発信時間: 2011-04-21 11:38:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

文=鳳凰網コラムニスト 俞天任

間もなく完工される中国初の空母「ワリヤーグ」

中国海軍はいつ航空母艦を配備するのかということに、日本のマスコミの関心が集まっている。中国の空母「ワリヤーグ」の改修が進むにつれ、この話題が日本で徐々に報道されるようになってきたが、日本政府は公式なコメントを控え、2011年の「防衛白書」でもこの件に触れなかった。

それは日本がこの件に無関心だからではない。日本はこの件に非常に関心を寄せている。日本国内のBBSを見れば、日本人にどれだけ刺激を与えたかが伺える。しかし全体的には、中国海軍がまもなく配備するこの空母に対して日本の論評は比較的感情を抑制した態度を取るしかない。まず空母の配備は一国の内政に関わることで、本来論評のしようがなく、干渉するわけにもいかない。さらに、正規に空母を配備している海軍は世界的にも非常に多く、世界第二の経済大国であり、国連安全保障理事国の中国が空母を保有するのはいたって正常なことだ。

そのため伝統的なメディアではあまり多く取り上げられていない。中国の空母問題は基本的に「安全保障」に関連する問題で、いずれも防衛問題の専門誌などで議論されている。伝統メディアの多くは少し報道するだけだが、そのちょっとした言葉の端から日本人がどういう風に考えているか判断することができる。

空母を保有する海軍は世界に少なくないが、本当の空母特混艦隊を有している、或いは有していた海軍は米国、英国、日本しかいないため、日本は空母に関して疎くはない。

日本は徐々に中国の空母が形を成していくのを横目に見ながら、この空母がアジア太平洋地域に及ぼすであろう変化や、中国海軍が第一第二列島線を突破し、太平洋上に姿を現した後、米海軍と対立、さらには衝突する可能性があり、その対立や衝突が日本に何を意味するのかを思案している。

1   2    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。