インターネットで大きな話題になったステルス戦闘機「殲(J)-20」
米軍事専門誌ディフェンス・ニュース台北事務所のウェンデル・ミニック氏は22日、「中国は短距離離陸・垂直着陸戦闘機を開発中?」と題した文章を発表した。ある軍事情報ブログによると、中国が今月早い時期に短距離離陸・垂直着陸戦闘機「J-18(紅鷹)」の試験飛行を行う可能性が極めて高いという。
中国の国防産業は常に神秘のベールに覆われたイメージがあり、インターネット上の情報も当てにできないが、一部の中国の軍事情報ブログでJ-20(黒鷹)の秘密の試験飛行の状況を明らかにし、海外メディアを驚かせたことがある。今回またJ-18の試験飛行に関する情報が流れ、ロシアのスホーイ戦闘機「Su-33」シリーズと同じ機種で、今月早い時期に実施されるのではないかと見られている。
米シンクタンク、国際評価戦略センターの中国軍事問題専門家リチャード・フィッシャー氏が05年当時、中国航空産業の関係者から聞いた話では、成都飛機工業公司は現在ステルス戦闘機「F-35B」に似た事業を進めていたという。制海権問題を考慮し、中国が短距離離陸・垂直着陸できる戦闘機を開発していたとしてもおかしくはない。