耿雁生報道官 |
中国国防部の耿雁生報道官は27日に開いた初の定例記者会見で、「中国の軍事的脅威」を誇張する日本側の言論に断固たる反対を表明した。
----日本のシンクタンク、防衛研究所は報告書「中国安全保障レポート」で、自衛隊と中国軍の間で摩擦が生じる可能性は否定できないと指摘した。北沢俊美防衛相もメディアに対し「対中関係の発展と同時に、日米韓の関係を強化すべきだ。日本は中国の海軍力増強を懸念している」と表明した。これについてコメントは。
中国側は日本の防衛相による中国関連発言、および防衛研究所の「中国安全保障レポート」に注意を払っている。日本側の言論は中国が平和発展路線と防御的な国防政策を堅持しているという客観的事実を無視し、「中国の軍事的脅威」を誇張するものであり、中国はこれに断固たる反対を表明する。
近年来、中日の防衛交流は一定の進展を遂げたが、深刻な障害も存在する。特に日本の少数の人々や一部メディアが中国軍の発展を悪意をもって大げさに伝え、民衆をミスリードし、中日友好の世論基盤を損なっていることだ。
われわれは双方が妨害を排除し、理解と相互信頼を強化し、引き続き各分野の防衛交流を行い、両国の戦略的互恵関係の包括的な発展を促すことを希望する。
「人民網日本語版」2011年4月28日