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リビア当局、「カダフィ大佐の息子が空爆で死亡」
発信時間: 2011-05-01 | チャイナネット

リビア当局は30日深夜、最高指導者カダフィ大佐の息子、セイフ・アラブ氏がNATO・北大西洋条約機構軍の空爆で死亡し、犠牲者には、カダフィ大佐の3人の孫も含まれていると発表した。

リビア政府の報道官は、NATOの戦闘機が30日夜、首都トリポリに対し、激しい空襲を行い、サイフ・アラブ・カダフィ氏及びカダフィの孫3人が空爆の中で死亡したと明らかにし、空爆は特定の国の指導者への「直接的な謀殺」だと強く非難した。トリポリのカダフィ大佐の支持者は、「犯人への厳しい処罰」を求めている。

一方、反体制派の本拠地ベンガジではまったく異なるムードが漂っていた。衛星放送「アルジャジーラTV」の伝えたところでは、カダフィ大佐の家族が爆撃で死亡したニュースに接し、ベンガジにある反体制派勢力は相次いで祝砲をあげたということである。また、反体制派勢力の組織「国民評議会」の報道官は1日、地元住民はこのニュースを「心から喜んでいる」と語った。

セイフ・アラブ氏は今年29歳で、8人いるカダフィ大佐の実子の一人で、普段は公の場でめったに姿を現しなかった。

 

「中国国際放送局 日本語版」より 2011年5月1日

 

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