空母「ワリヤーグ」は防空火力が世界一の戦闘艦?

空母「ワリヤーグ」は防空火力が世界一の戦闘艦?。 最近、空母「ワリヤーグ」のレーダーと武器システムに関する情報が数々流出しているが、武器システムと電子設備を見る限り、同空母が単なる練習艦ではないことが明白にわかる…

タグ: 空母 ワリヤーグ 防空 火力 世界一

発信時間: 2011-05-03 16:05:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:完工に近い中国初の空母「ワリヤーグ」

最近、空母「ワリヤーグ」のレーダーと武器システムに関する情報が数々流出しているが、武器システムと電子設備を見る限り、同空母が単なる練習艦ではないことが明白にわかる。

最近の写真では、短距離艦対空ミサイル「FL-3000N」と730型近接防空機関砲からなる近接防御システム(CIWS)がはっきりとわかるようになった。

FL-3000Nは3年前に完成したばかりで、使用しているミサイルは米製の艦対空ミサイル「RAM」よりも小さく、長さ2メートル、最大射程9000メートル。弾径120ミリ、現在採用している誘導システムは「RAM」と同じだが、飛行中の機動性は「RAM」に劣る。「ワリヤーグ」は左前と右後にFL-3000Nを搭載するか、或いは四つ角すべてにFL-3000Nを搭載する可能性があるという。

730型近接防空機関砲は重量8トン、長さ279センチ、箱型の砲塔上に設置。同機関砲は対艦ミサイル、航空機、近岸の目標、小型艦艇、水雷などの目標に対して援護を提供することができる。探知距離は小型目標で8キロメートル、大中型目標で15~20キロメートル。目標を定めると、3キロメートルの距離から目標を撃墜できる。

同機関砲の性能は有名な米製20mmガトリング砲「バルカン」を凌ぐものだと米メディアは伝えている。

近接防御システムを種類別にみると、短距離艦対空ミサイル・FL-3000Nはすでに中国海軍の実験艦に搭載され、実験済みだ。一方、730型近接防空機関砲は052B/C型駆逐艦と054A型護衛艦に設置されている。そのため、ワリヤーグが訓練艦に過ぎないなら、これらのシステムを取り付ける必要はまったくない。

また、近接防御システムの数をみると、ワリヤーグの左右両側にそれぞれFL-3000Nと730型近接防空機関砲が各2基、FL-3000Nが計4基と730型近接防空機関砲が計4基設置されているが、これは米ニミッツ級空母を大きく上回る数で、ワリヤーグが近接防空能力が世界最強の水上戦闘艦になる可能性がある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月3日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。