米メディア:中国の軍事力が強大でなければ戦争になる

米メディア:中国の軍事力が強大でなければ戦争になる。 中国は現在、投資、インフラ、軍事力、その他の方法を通じて世界的な影響力を拡大している。軍事力の拡大ペースに隣国および米国は不安を感じている。しかし米国に比べれば中国が歩むべき道のりはまだ長い。中国は米国をけん制するために強大な軍隊が必要だ。中国軍が十分に強大であれば、戦争は勃発しないが、少しでも不十分であれば戦争になる…

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発信時間: 2011-06-27 16:50:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:戦略ミサイル「東風ー31A」

資料写真:戦略ミサイル「東風ー31A」

資料写真:新中国成立60周年の閲兵式に登場する中国自主開発の戦車

中国は現在、投資、インフラ、軍事力、その他の方法を通じて世界的な影響力を拡大している。軍事力の拡大ペースに隣国および米国は不安を感じている。しかし米国に比べれば中国が歩むべき道のりはまだ長い。中国は米国をけん制するために強大な軍隊が必要だ。中国軍が十分に強大であれば、戦争は勃発しないが、少しでも不十分であれば戦争になる。米ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)が伝えた。

◇実力を隠す必要はなくなった?

米国防長官は1月、中国の新兵器に関して米国防省情報局が何ら準備をしていなかったことを認めた。ステルス戦闘機「殲(J)-20」が1月に初飛行し、空母1号艦がまもなく改修を終え試験航行することからもそのことは説明がつく。

カナダの軍事週刊誌「漢和防衛評論」のピンコフ編集長は、中国の武器庫にはまだ他の武器もあるという。ロシアや米国と同じように空母、戦略弾道ミサイル潜水艦、ステルス戦闘機、原子力攻撃潜水艦、GPS衛星を開発しているのは中国だけ。その上、民族主義の高まりと自信によって実力を隠す必要はなくなった。そうした自信を中国は公開軍事演習、東中国海問題、南中国海問題でより強硬な立場を取ることで表している。

問題の南中国海でベトナムやフィリピンとの緊張は高まるばかりだ。そうした中、海上軍事演習、海岸上陸訓練を実施し、最大の海上巡視艇を同海域に派遣し、国民感情もさらに強硬になっている。中国は武力は行使しないとは言っているが、民間の調査によると、82.9%の回答者が軍事行動によって南中国海の争いを解決することに賛成している。

「チャイナ・ドリーム」の著者、劉明福氏は「中国は世界一の軍事強国になるという夢を持っている」と指摘しつつも、「僕たちは弱いから、安心感が欠如している。米国は僕たちの目と鼻の先で軍事演習を行い、空母を使ってその軍事力をひけらかしている。そのことにすべての中国人が脅威を感じている。米国のけん制と威嚇は中国の軍事力発展の最大の駆動力となっている」と語った。

◇絶えず変化する情勢

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