日本メディア、中国空母と艦載機の「致命傷」指摘

日本メディア、中国空母と艦載機の「致命傷」指摘。 中国の艦載機「殲-15」は非常に先進的で、航続距離も弾薬搭載量も非常に理想的だが、中国の空母「ワリャーグ」はスキージャンプ式飛行甲板を採用しているため、発艦時に燃料と弾薬の搭載量が制限され、海上の作戦能力が制約される…

タグ: 空母 艦載機 スキージャンプ式甲板

発信時間: 2011-06-27 17:01:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国初の空母「ワリヤーグ」

日本の英字サイト「The Diplomat」が23日伝えたところによると、中国の艦載機「殲(J)-15」は非常に先進的で、航続距離も弾薬搭載量も非常に理想的だが、中国の空母「ワリヤーグ」はスキージャンプ式飛行甲板を採用しているため、発艦時に燃料と弾薬の搭載量が制限され、海上の作戦能力が制約される。空母は中国海軍の実力向上に役立つものの、地域の軍事バランスを短期間で変えるほどではない。

中国の艦載機「殲(J)-15」

先進ミサイルを装備し、発射に成功すれば、J-15は空母戦闘群の500キロ内が攻撃範囲となる。また数百キロの区域を数分でカバーできるJ-15は指揮官の戦法はより臨機応変にする。

しかしJ-15の能力が高くても、スキージャンプ式甲板の制約は免れないだろう。スキージャンプ式飛行甲板は戦闘機の最大発艦重量を制限する上、ヘリコプターで空からの早期警戒管制を行わなければならない。しかしヘリは人民解放軍最大の弱点のひとつで、中国海軍がスキージャンプ式甲板を持つ空母を使った場合、艦載機の偵察力がどれだけ向上するかの判断は難しい。

あともうひとつ、スキージャンプ式甲板をもつ空母は空中給油機を使用できないという重要な制約がある。空中給油能力は海軍航空機の航続距離を拡大するのに必要だ。中国が3隻の空母を保有したとしても、海軍は依然として陸上基地の航空力が主力となる。そのため、同空母は米海軍の空母が担っているどんな戦闘任務も遂行できないということになる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月27日

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