資料写真:中国の大型科学調査船「海洋6号」
中国の大型科学調査船「海洋6号」は28日午前、広東省珠江河口のふ頭を出発し、太平洋での4カ月間の国際海底鉱物調査に向かった。「新華社」が伝えた。
中国大洋協会理事長で国家海洋局副局長の王飛氏によると、国際海底管理局との取り決めに基づき、中国は1999年に東太平洋の国際海底で広さ7万5000平方キロの多金属団塊(ノジュール)資源鉱区を取得し、この区域の専属探査権と優先開発権を保有している。
「中国はこの国際海域でコバルトリッチクラストや深海多金属硫化物などの事前調査活動を行っており、国際条約の関係の職責を有効に履行している」、王氏はこう述べた。