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発信時間： 2011-06-29 16:19:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の輸送機｢運－5｣

中国国内の情報筋によると、中国独自に開発した大型軍用輸送機が来年初の試験飛行を実施する。ロシアの軍事サイトが27日、伝えた。

中国の大型軍用輸送機の開発に取り組む中国航空工業集団（AVIC）は現在、爆撃機、攻撃爆撃機、支線用旅客機、輸送機の生産を行っている。中国の大型軍用輸送機の開発は1993年に始まり、中航工業西安飛機工業が07年に新型機の生産メーカーに決まった。

中国の大型輸送機は舗装していない滑走路からの離陸が可能で、それにより使用機能が極めて高く、被災地などに導入できるとアナリストは説明する。

ロシアメディアによると、中国空軍が現在装備している大型軍用輸送機はすべてロシア製のイリューシン76で、わずか14機と数に限界があるのに対し、米空軍が装備している大型輸送機「C-17」は120機を上回る。大型軍用輸送機はこのほかに、大型早期警戒管制機や給油機など特殊航空機を生産するベースとしても使える。中国の大型軍用輸送機の原型機はおそらくロシア製のD-30型エンジンを搭載していると見られている。中国空軍のイリューシン76と爆撃機「H-6K」はいずれもこのエンジンを使っている。

中国側がこのほど発表した基準によると、大型輸送機の離陸重要は100トンを越える。中国初の国産大型輸送機の離陸重量は200トンを上回ると予測する専門家もいる。中国はWS-10をベースにした国産大型輸送機向けにWS-118型エンジンを開発しているとの情報もある。中国が独自に開発したC919型旅客肝同エンジンを搭載することになっている。

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