胡錦涛主席と中央軍事委の承認を受けて、解放軍総参謀部通信部が情報化部に改編され、総参謀部情報化部の設立大会が6月30日北京で行われた。「新華社」が伝えた。
同時に、解放軍の軍以上の単位も、従来の通信部門を情報化部門に改編する。
陳炳徳中央軍事委委員・総参謀長は新華社記者のインタビューに、次のように語った。総参謀部通信部の総参謀部情報化部への改編という胡主席と中央軍事委の決定は、戦略的全局的見地から行われた重大な政策決定である。この改編は決して単なる名称の変更ではなく、情報化発展の要請によって行われた機能の科学的配置と構造の最適再編である。こうした全局的、基礎的、総合的地位と役割は情報化部が担う使命の光栄さ、任務の重さ、責任の重大さを決定づけている。
陳炳徳氏はまた、新しい情報化部は効果的に機能を遂行し、組織づくりを強化し、新世紀・新段階のわが軍の歴史的使命に新たな一層大きな貢献をすべきであると指摘した。
「8・1」南昌蜂起の中で誕生した中国人民解放軍通信兵は、人民の軍隊に最も早く設立された兵種の一つ。新中国成立後、総参謀部通信部は全軍の通信体制を指導する解放軍の機能部門として、かつて幾度か従属関係が変わり、1975年に総参謀部通信部に改称され、今日に至っていた。