米シンクタンク 中国空母の艦長を予想

米シンクタンク 中国空母の艦長を予想。 中国空母の1番艦である「ワリャーグ」が中国共産党創設90周年の日に試験航行するというメディアの推測ははずれたが、依然として強い関心が集まっている。米シンクタンク・ジェームズタウン財団はこのほど、「誰が中国空母を指揮するか」と題する報告を発表、その中で柏耀平氏が艦長になると予想した…

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発信時間: 2011-07-05 15:04:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国空母の1番艦である「ワリャーグ」が中国共産党創設90周年の日に試験航行するというメディアの推測ははずれたが、依然として強い関心が集まっている。米シンクタンク・ジェームズタウン財団はこのほど、「誰が中国空母を指揮するか」と題する報告を発表、その中で柏耀平氏が艦長になると予想した。

◇試験航行、8月に延期

報告によると、中国は試験航行の日程を8月に延期したが、具体的な日時については明らかになっていない。南中国海情勢は依然として緊迫しており、この敏感な時期に空母の試験航行を行い、混乱を大きくしたくないという考えから、中国は今月1日の試験航行を延期したというのだ。

さらに、空母が完璧な作戦能力を備えるまでに長期間にわたる訓練や合同演習が必要だが、中国の指導者の空母計画に対する期待を低く評価してはならないと指摘している。

◇中国は早くから艦長を育成

資料写真:1990年、中国初の「パイロット艦長クラス」の卒業式

報告はまた、中国の指導者は早くから艦長育成の準備を進め、長年にわたって厳密な戦略を練ってきたと言及。

1987年3月31日、当時の海軍司令官、劉華清氏は総参謀部と国防科学技術工業委員会に海軍の核心力発展に関する覚書を提出、その中に空母と原子力潜水艦の開発が含まれていた。

08年の「解放軍報」の記事によると、中央軍事委員会は1987年に広州艦艇学院で初の、そして唯一の「パイロット・艦長クラス」を開講。軍で最も優秀なパイロットが選ばれ、艦艇指揮訓練を行った。つまり1987年から中国軍は空母の艦長を務められるようすでに海軍パイロットの訓練を実施していたということだ。

海軍パイロット10人がこの研修で選考され、うち9人が3年半から4年にわたる海洋航行指揮訓練を終え、それぞれの部門に配属され副艦長の職務を担当、その後艦長に昇進した。

駆逐艦の艦長と副艦長の多くは以前は海軍パイロットだった。集中的な訓練を終え、軍艦上に兵役し、20年近い合同訓練の経験がある彼らは中国水上艦隊の中核であり、空母艦長の理想的な候補者でもある。

◇今も50人が艦載機の訓練中

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