米専門家:中国のJ20の大量生産は資金的に困難

米専門家:中国のJ20の大量生産は資金的に困難。 米誌「WIRED」の電子版は6日、ここ数年、多くの国がステルス機の開発を展開しており、米ステルス技術の独占的な地位を脅かしているが、ステルス機のカギは大量生産にあるというデビッド・アックス氏の文章を掲載した。今のところステルス機の大規模な生産を行っているのは世界でも米国だけだ。そのため米国はステルス技術の独占的な地位を今後も長くキープすることになるだろう…

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発信時間: 2011-07-08 13:53:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米誌「WIRED」の電子版は6日、ここ数年、多くの国がステルス機の開発を展開しており、米ステルス技術の独占的な地位を脅かしているが、ステルス機のカギは大量生産にあるというデビッド・アックス氏の文章を掲載した。今のところステルス機の大規模な生産を行っているのは世界でも米国だけだ。そのため米国はステルス技術の独占的な地位を今後も長くキープすることになるだろう。

◇米戦闘機は世界で唯一のステルス機ではなくなかった

20年以上、米空軍はステルス技術を独占し、敵に対して圧倒的な優位性を誇っていた。しかしこの2年間で起きた重大な変化で、米国は独占的な地位を失った。米ステルス機にまず対抗したのは2010年1月に初公開されたロシアのT50戦闘機だった。その11カ月後、中国のJ20が初飛行を行った。

T50とJ20による刺激を受け、一部のアジアの国が独自のステルス機計画を発表した。インドとロシアはT50の共同開発を進め、日本と韓国も独自のステルス機を設計し始めた。また、中国が現在2機目のステルス機の開発を進めているといううわさもある。

◇資金的にステルス機の大量生産が困難な世界各国

しかし、ステルス機を設計し、原型機を1~2機完成させるのと、世界各国がステルス機の大量生産に必要な資金を賄えるかは別のことだ。

軍用機は実際にはかなり高価なものだ。工業能力と国内市場が十分にある米国だけが、世界市場向けに安価なステルス機を生産できる。

それがロッキード・マーティン社が統合打撃戦闘機F35(米国の第4世代ステルス機)を開発する根拠にもなっている。

今後30年間で、米空軍、海軍、海兵隊はあわせて3千機のF35を調達するとみられている。これだけの戦闘機を保有し、すべての戦闘機をステルス機に変更できる国は世界には他にない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月8日

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