滄州空軍飛行試験訓練基地を見学する韓国国防部の金寛鎮長官(聯合ニュース)
韓国国防部の金寛鎮長官は7月16日、中国の滄州空軍飛行試験訓練基地を見学に訪れ、中国のJ-10戦闘機の性能と生産状況に関する説明を聞き、離着陸を見学した。さらに金寛鎮長官は、J-10に実際に乗って内部を見学した。「環球網」が伝えた。
韓国「聯合ニュース」の7月17日の報道によると、韓国国防部の役員は同日、金寛鎮長官が滄州空軍飛行試験訓練基地を訪問し、部隊責任者による基地の現状と基地内にある戦闘機の性能に関する説明を聞き、J-10戦闘機の離着陸を見学し、さらに実際に乗って内部を見学したことを明らかにした。J-10戦闘機は中国が自主開発した戦闘機で、作戦半径は1250キロ、連続飛行可能時間は4時間に及ぶ。
中国側はこれまでJ-10の基地を公開しなかったが、このほど金寛鎮長官らに公開し、これは中韓の国防、軍事協力への意欲を示している。金寛鎮長官の見学に同行した滄州空軍飛行試験訓練基地の関係責任者によると、J-10の上昇力は毎秒235メートル、急速な垂直上昇が可能で、離陸・着陸距離はわずか350~650メートルとなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月18日