ロシア訪問中の中国中央軍事委委員で人民解放軍総参謀長の陳炳徳大将一行は5日から7日まで、招かれて同国の軍事機関を見学した。
ロシア西部軍管区第5親衛自動車化歩兵旅団は同国の改革を代表する部隊で、一行は旅団の訓練やT―90戦車、BTR90装甲輸送車、「ムスタ」自走榴弾砲、防空システムなどの装備を見学した。またロシア北部の都市ムルマンスクを訪れ、北方艦隊司令部と空母「クズネツォフ」、971型アクラ級K―317「パンテラ」原子力潜水艦を見学した。
一行はロシア軍将兵と幅広く交流し、理解を深め、友好を増進した。ロシア軍の関係機関の主要責任者は一行を温かく歓迎した。
陳総参謀長は、ロシア軍との間で多くの分野、多くのレベルの交流と相互作用(インタラクティブ)を進め、軍を整備し、治める有益な経験を互いに参考にし、軍隊改革・整備の成果を共有し、自国軍隊の整備をはかることを願っていると表明した。
陳氏には随員の陳勇・総参謀長補佐、王教成南京軍区司令員およびロシア西部軍管区司令官のバヒン大将、北方艦隊司令官のコロリョフ海軍中将らが同行した。一行は8日、ロシア訪問を終え、ウクライナ公式訪問に向かう。
「新華網日本語=中国通信社」 2011年8月8日