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中国艦艇の女性指揮官の卵 初の遠洋航海訓練
発信時間: 2011-08-11 | チャイナネット

風速計の使用方法を勉強中。

大連艦艇学院で艦艇指揮を専攻する女子学生らが中国海軍の訓練艦隊と共にロシア、朝鮮を訪れた。彼女たちは8月10日、航行中に天文航海実習を受け、その合格率は100%に達した。今回の出航は、彼女たちにとって初めての遠洋航海訓練となる。

彼女たちは水上艦艇の初級指揮官を目指している。艦艇の女性指揮官を育成するのは中国で初めて。女子学生20人のうち、10人は地方の高校の卒業生で、入試での点数はいずれも全国重点大学の合格ラインを越えた。残りの10人は優秀な兵士から選出された。応募時は成績だけでなく、身体・精神面の質素も考慮され、身長1.65メートル以上などの艦艇部隊の条件を満たしていなければならない。

4年間の学歴教育に合格すると、彼女たちは工学学士学位を取得する。5年目に艦艇部隊の実習に参加し、それに合格すると、軍事学学士学位を取得できる。訓練やカリキュラム設定において、女子学生は身体能力のほか、男子学生と同じく、初級指揮官の要求に基いた厳しい訓練を受ける必要がある。

今回の航海訓練に参加した13人の女子学生は、20日近くに及ぶ航行中、海洋・水文・気象、航海機器などの実習を行い、宿直を担当し、艦艇の各部分の作業指揮方法を身につけた。また、他国軍の艦艇見学やスポーツの親善試合、甲板レセプションなどの友好交流活動にも参加した。

7月25日に旅順のある軍港を離れた後、13人の女子学生は海軍訓練艦隊とともに釜山海峡を通り抜け、日本海を渡り、ロシアのウラジオストックと朝鮮のウォンサン(元山)市を訪れた。その航程は2000海里を超える。

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