空母艦長に必要な3つの条件

空母艦長に必要な3つの条件。 空母は巨大なシステムで、排水量・威力ともに海軍最大の艦艇だ。従ってこの巨大艦艇は様々な“武芸”に精通していなければならない。海上・空中の作戦指揮への理解だけでなく、豊富な経験が必要となる。他国の空母の発展をみると、空母の艦長には次の3つの条件が欠かせないようだ…

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発信時間: 2011-08-17 15:33:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

空母は巨大なシステムで、排水量・威力ともに海軍最大の艦艇だ。従ってこの巨大艦艇は様々な“武芸”に精通していなければならない。海上・空中の作戦指揮への理解だけでなく、豊富な経験が必要となる。他国の空母の発展をみると、空母の艦長には次の3つの条件が欠かせないようだ。

第一に、優秀なパイロットであること。

空母の中心的な役割は戦闘機に海上を移動するプラットフォームを提供することだ。そのため艦長は空母の作戦効果を発揮するためにもパイロット出身でなければならない。どの国もパイロットを空母艦長に育成している。米海軍の艦長と副艦長に対する要求は非常に厳しい。艦上離着陸800回以上、3000時間以上の飛行記録、飛行中隊長または空母艦載機連隊長を務めたことのある軍官でなければその資格が与えられない。

例えば原子力空母「エイブラハム・リンカーン」のホール艦長は、1982年にテキサス大学「海軍予備軍官訓練隊」卒業後、海軍艦載機部隊に配属され、当時の主力艦載機F14を操縦。彼はこれまでに7機種の戦闘機を操縦、空母離着陸回数は900回を数え、4000時間の飛行経験をもつ。原子力空母アイゼンハワー の副艦長に就任後、F/A-18C ホーネット艦載機部隊を指揮、原子力空母の補給艦、シアトル高速戦闘支援艦の指揮官も担当、そしてついにリンカーンの艦長に昇進した。

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