米誌:孫子の兵法にみる中国の空母戦略

米誌:孫子の兵法にみる中国の空母戦略。 孫子の兵法は「戦わずして勝つ」思想を教えている。空母「ワリヤーグ」は中古の空母で、数年内に軍事任務を遂行することは不可能な上、空軍力を他国の海岸にまで伸ばす力はないが、中国人はそれでもワリャーグを注目を集めるニュースにしたがっている。それは中国人が行うすべての事がそうであるように、象徴的意義が本質と同じように重要であるのと似ている…

タグ: 孫子の兵法 空母 戦略 潜水艦

発信時間: 2011-08-19 16:28:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米フォーブス誌(電子版)は16日、「中国の空母、ビジネス、孫子の兵法」という見出しの記事を掲載した。内容は次の通り。

中国はまだ米国を必要としていると信じる。我々が健康を回復し、グローバルリーダーの位置に戻ることを彼らが望んだとしても、我々の中国に対する影響力は弱まっている。これは中国が防衛面で自給自足願望が増すことを意味する。

特に今年初めにミサイル護衛艦「徐州」が地中海を航行し、リビアから中国人3万人の退避に協力して以来、中国の軍事力に関する議論はより具体的になった。私は地中海での行動を、中国古代の名著「孫子の兵法」を深く掘り下げた号令とみる。

孫子の兵法は「戦わずして勝つ」思想を教えている。空母「ワリヤーグ」は中古の空母で、数年内に軍事任務を遂行することは不可能な上、空軍力を他国の海岸にまで伸ばす力はないが、中国人はそれでもワリャーグを注目を集めるニュースにしたがっている。それは中国人が行うすべての事がそうであるように、象徴的意義が本質と同じように重要であるのと似ている。

実践的な立場から見ると、金銭、技術、パワーを結合するとどうなるか?中国は戦後或いは冷戦後に軍事技術に投資することで海外の経済成長を推進した米国のやり方に従うのではなく、こうした路線に沿って経済力にふさわしい軍事力を発展させている。

海上ではミサイル護衛艦、新型潜水艦により、日本や他の隣国に対処する場合でも安全性を高めている。30年におよぶ全面的な発展で中国は過去のどの時代よりも独立性、自主性を手に入れた。防衛力の象徴的誇示は第一歩に過ぎない。中国の深海海軍への投資拡大は自給自足強化という実際の願望とつながりがある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月19日

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