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発信時間： 2011-09-15 13:37:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

資料写真:戦闘機｢J-11｣

中国は現在、Su-27SKを複製した戦闘機「殲（J）-11A」の改良型、「J-11B」を大量生産しているようだ。情報によると、生産のスピードが以前より上がり、少なくとも2つの中隊規模のJ-11B戦闘機中隊がすでに空軍に配備されたという。米メディアが11日、伝えた。

原型のJ-11は1998年に就役したが、生産スピードが遅く、わずか100機しか生産されなかった。中国は時代遅れのロシアの電子設備の性能にも失望。その後、重量33トンのJ-11Aを100機製造した。J-11Aは近代的な国産電子設備を搭載し、重さ8トンのレーダー誘導空対空ミサイルと誘導爆弾を使用できる。J-11Bの大きさ、重量はJ-11Aと同じだが、より強力なアクティブ電子走査式アレイレーダ(AESA)を搭載、対地攻撃用に設計されたものだが、同時に航空作戦能力も備えている。海軍が使用するのは、「J-11B」の強化型戦闘機、「J-11BH」だ。

米メディアによると、中国はこのほかに、米国の「F-15E」に似た、J-11の複座攻撃型も開発中だという。その模型機「J-16」は、「J-11B」の複座型。また「J-17」は、「J-11B」のステルス型だ。J-17は、その内部の爆弾倉と形状を改造したことで、レーダーに探知されにくくなっている。現在、約200機のJ-11が就役しているが、そのうちの40％はJ-11Bとみられる。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2011年9月15日

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