中国の先進兵器に対する4つのでたらめな噂

中国の先進兵器に対する4つのでたらめな噂。 最近、中国空軍は「殲-10B試験飛行中に墜落」のデマを明らかにした。こうした類の無責任な情報がインターネット上に多く、時に事件に対する誤った判断を招き、一部の概念的問題の長期的な歪曲につながる。こうしたでたらめな噂は長年国内外に存在しているが、中国の軍需工業に対する無知と、イスラエルの軍需工業に対する無知を露呈している…

タグ: 兵器 ミサイル メディア 

発信時間: 2011-10-18 16:49:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

文=鳳凰軍事評論家 陶慕剣氏

最近、中国空軍は「殲-10B試験飛行中に墜落」のデマを明らかにした。こうした類の無責任な情報がインターネット上に多く、時に事件に対する誤った判断を招き、一部の概念的問題の長期的な歪曲につながる。

(1) C-802ミサイルに関する見当違いな噂

 

鷹撃-8対艦ミサイルシリーズは中国海軍の主力兵器だが、海外でもきちんとした認識がなされていない。ウィキペディアや百度百科は鷹撃-82をC-802と同一視し、鷹撃-83をC-803とし、C-801、C-802を中国の艦載型装備とみなしている。こうした誤った認識が国内に影響を与えている。事実、C-801、C-802は鷹撃-8シリーズの輸出バージョンで、国内では配備されていない。C-803などはまだ存在もしない。

対艦ミサイル「鷹撃-82」

鷹撃-82は艦対艦ミサイルなどではなく、第一世代の鷹撃-8対艦ミサイルの 潜水艦発射型だ。また、鷹撃-81は鷹撃-8の空対艦型、鷹撃-8と鷹撃-81の輸出型がC-801シリーズで、鷹撃-82は輸出型ではない。一方、鷹撃-83は同シリーズの第二世代製品で、その輸出型がC-802。海外ではこうした関係が正確に把握されていない。

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