中国の立法機関である全国人民代表大会常務委員会は29日、兵役法改正案を可決した。
退役軍人の再就職への支援の強化が、今回の兵役法改正の重要な内容の一つとなっている。改正後の兵役法によると、自主的な再就職や政府による就職口の提供、退職、生活扶助及び進学支援など様々な形を通じて、予備役を退いた軍人の再就職支援制度を強化していく。徴集兵が兵役満了後、公務員や事業体の雇用に応募する場合、軍で予備役に服したことを職業経験とし、同じような条件の下で優先的に採用すべきだとしている。
「中国国際放送局 日本語版」より 2011年10月30日