中国人民解放軍海軍艦艇編隊が11月下旬に西太平洋海域で実施される軍事訓練に参加するという情報は、世界で大いに注目されている。
日本メディアの報道によると、中国海軍艦艇編隊の6隻の艦隊は22日から23日まで、沖縄本島と宮古島の間の公海を通過し、西太平洋の国際海域で行われる恒例の軍事訓練に向かった。
中国国防部が「今回の軍事訓練は毎年恒例の訓練で、特定の国や目標を対象としたものではない」と強調したにもかかわらず、多くの外国メディアは、オバマ大統領が米国のアジア回帰を公表し、アジア太平洋地域で海洋紛争が激化する目下の背景を今回の軍事演習と結びつけた。日本の一部メディアはさらに、中国海軍が意識的に日本に圧力をかけようとしているとも吹聴している。
ところが、米国国防総省は24日、中国には自分の好きな形で軍事訓練を実施する権利があるとし、国際的な海域における中国の航行自由を支持することを表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月25日