ヘリコプターが着艦した気配がある、甲板に艦載機離着陸ラインが記された・・・・・・中国空母が11月29日に2回目の試験航行を行うと、インターネットでは様々な議論が飛び交った。ロシア、カナダなどのメディアは中国空母「ワリャーグ」の試験航行の進展について予測し、一時期、中国空母の話題で持ちきりだった。
今年8月、初の試験航行に成功後、改造工事を行ったワリャーグが再び出航した。インターネットで公開された航空写真をみると、明らかに甲板に艦載機の離着陸ラインとヘリの着艦地点が記され、これらの表面的な変化から、外部では今回の試験航行で何が行われるのか予測をめぐらせた。空母は主に艦載戦闘機で艦隊防空と制海攻撃という2つの任務を執行するため、2回目の出航でおそらく艦載機に関連するテストが行われるとみられている。
カナダの軍事誌「漢和ディフェンスレビュー」は12月号で情報筋の話として、中国海軍に配備されている艦載機「殲15」は2010年には地上滑走離陸テストをクリアし、技術性能は要求を満たしている。艦載練習機もすでに離陸訓練を終えたと伝えた。
西側メディアの報道によると、空母に搭載予定の早期警戒ヘリ「Ka-31」、対潜ヘリ「Ka-27」と「Ka-28」は中国海軍に配備され、空母での応用に技術的な問題は存在しない。改修後の空母については、プラットフォームから艦載機まで成熟に近づいており、短期間でうまく連携がとれるようになるという。