米紙:中国海軍、海洋における米の支配的地位に影響

米紙:中国海軍、海洋における米の支配的地位に影響。

タグ: 米海軍,米空母,弾道ミサイル

発信時間: 2012-01-08 10:04:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙のトップニュースで「米海軍に狙い定める中国」と題し、中国海軍の発展は戦後以来の海洋における米国の支配的な地位に影響を与えると報じた。

それによると、中国は現在、米空母の威力を抑える次世代弾道ミサイルを製造中で、長年敵なしだった米海軍に口出しできなかった局面を変えることになる。中国が現在進めている軍事近代化の目的は、米空母を遠ざけることにある。中国海軍の発展に、米国も自身の海軍の優位な地位を確保するため暗に対抗している。

米政府と軍部はいずれも中国と将来発生する可能性のある衝突について公開での言及を避けている。今の時点では中国は旧ソ連のように明らかな敵ではない上、中米間の戦略的互恵関係の見通しも明るいからだ。中国海軍の発展によって米軍は徐々に中国周辺地域から撤退していくだろう。

中国が新たに開発したDF-21Dミサイルは1700マイル遠方で活動する艦船を攻撃でき、米海軍に対する大きな脅威となる。米軍の防御システムが1発2発のミサイルを破壊できたとしても、複数のミサイルが同時に発射されれば、米空母は手も足も出ないだろう。そのためDF-21Dミサイルシステムは米海軍を徐々に中国付近の海域から撤退させ、米戦闘機も中国への接近が難しくなるだろう。中米間の海上における対立はサイバースペースにまで及んでいる。米担当官は中国が米国の衛星システムを破壊する能力を持つことに懸念を示す。

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