艦載機が航空母艦からの離陸方式にはカタパルトとスキージャンプの2種類ある。スキージャンプは艦首飛行甲板に勾配を設けて航空機を離陸させる方式だ。米科学サイト、Business Insider が12日に伝えた。
中国はソ連製空母を購入するとともにSu-33をベースに艦載機「J15」を開発し、軍事技術で新しい時代に入った。だが空母と艦載機はスキージャンプ技術によってある程度の制約を受ける。
最近、J15が滑走路を滑走する写真が公開された。そして写真の背景、つまり滑走路にははっきりとスキージャンプ台が写っていた。
J15は2010年にスキージャンプ台を使った離陸に成功したというのが外部の一般的な見方だ。写真は一連の空母上での低空飛行試験後に公開されたものだろう。J15の技術は飛躍的に進歩しているが、2016年までの正式な配備はないと予想される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月16日