中国第二砲兵部隊の戦略ミサイル「東風31A」の発射の様子
中国航天科技集団公司は17日、宇宙飛行事業において、2012年に21基のロケットと30基の衛星を打ち上げる計画であることを明らかにした。
「中国のミサイル兵器、運搬ロケット、衛星、飛行船、深宇宙探査機のゆりかご」とも言われる中国航天科技集団公司は、2012年度の活動会議で、本年度は同社が重い任務を担う1年で、頻繁な打ち上げと飛行実験は過去最多を記録し、重大任務を担う影響は非常に大きいと表明した。
宇宙飛行事業においては、21基のロケットと30基の衛星を打ち上げる計画。具体的には、「神舟9号」の宇宙空間でのランデブー・ドッキング任務、「北斗2号」6基の衛星を打ち上げて地域測位システムを完成させる、中国初の民用測量衛星「資源3号」を打ち上げて中国の民用立体測量分野の空白を埋める、ベネズエラへの中国初のリモートセンシング衛星の輸出などを予定している。
またミサイル兵器については、多くの型式の飛行実験を行う計画。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月19日