中国成都飛機、今後4年で戦闘機の輸出数が世界一

中国成都飛機、今後4年で戦闘機の輸出数が世界一。 ロシア世界武器貿易分析センターが24日公表した最新報告によると、今後4年(2012~2015年)に世界の新型多機能戦闘機の輸出ランキングで、中国成都飛機工業集団公司は「殲7」と「JF-17」を112機輸出する見通しで、輸出数で世界一になるが、取引額では世界トップ3入りしないという…

タグ: 成都 飛機 戦闘機 輸出 ロシア J-7 JF-17 

発信時間: 2012-02-29 10:56:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
資料写真:戦闘機「殲7(J-7)」

 

資料写真:戦闘機「JF-17」

ロシア世界武器貿易分析センターが24日公表した最新報告によると、今後4年(2012~2015年)に世界の新型多機能戦闘機の輸出ランキングで、中国成都飛機工業集団公司(以下は「成都飛機」と略称)は「殲7(J-7)」と「JF-17」を112機輸出する見通しで、輸出数で世界一になるが、取引額では世界トップ3入りしないという。27日付のロシア軍事関連サイトが伝えた。

ロシアのシンクタンクによれば、2012年から2015年にかけ、世界の新型多機能戦闘機の輸出数は548機、取引額は357億7000万ドル。ロシアのスホーイ社は109機の新型戦闘機、54億5000万ドルを輸出。輸出数では世界第3位で、成都飛機の112機と米ロッキードマーティン社の110機に劣るが、台数では世界シェアの19.9%、取引額では15.2%を占める。

今後4年間の世界の新型戦闘機の輸出数については、成都飛機、ロッキードマーティン社、スホーイ社の受注はほぼ同じで、3機以上の差がつくことはないと予測される。輸出数で世界一の中国成都飛機はJ-7とJF-17(梟竜)を112機、ロッキードマーティン社は「F-16」と「F-35」を110機、スホーイ社はSu型戦闘機を109機輸出する見込み。取引額では、中国機の販売価格は比較的低いため、世界トップ3に入っていない。米機は最も高く、ロッキードマーティン社は91億3000万ドルで世界一の売上高を誇る。欧州機の価格も割高で、ユーロファイター社が輸出額59億1000万ドルで第2位、スホーイ社は54億5000万ドルで第3位となる見通し。

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